論理的であるために・・・

最近,論文の読み方がつかめて来た気がする・・・


論文は他の文章と違って,非常にかっちりした文章だと思う.
章立ては決まってるし,言い回しもだいたいどの論文を見ても同じだし・・・

日本ロボット学会によると用語や用字の表記も統一されている.
http://www.rsj.or.jp/journal/for_authors/words

例えば,
×行なう → ○行う
×伴なう → ○伴う
×尤も  → ○もっとも
・・・

だから言葉とか堅苦しくて書きにくそうだけど,決まりに従ってればいいので,
逆に一番書きやすい文章だと思う,今日この頃・・・

あと,ページ数が少ない論文は本当に洗礼されている.
洗礼されてると言っても,美しい言葉とか,きれいな表現とかではない,

1つ1つの文章にしっかりと役割が与えられていて,それが論理的につながっているのだ.

読んでいて思ったのが,文には大まかに分けて以下の4つの役割があるということだ.

  1. 主張:論文の中心.言いたいこと.
  2. 論拠:主張と根拠を結びつけるもの.仮定・仮説.
  3. 根拠:主張のよりどころとなるもの.客観的事実.
  4. 補足:上記1〜3を説明・補足する.例示などもこれにあたる.

論理的な文章を書くポイントは,常にこの4つを意識して書くことである.逆に言えばこの4つさえ気をつけて書けば,論理的な文章が書けるのでは,と思った.

この4つでは足りないと思った方,この考えに何か意見がある方,ぜひコメントをくださいませ〜